依頼人のため

探偵は依頼人の為に調査を行う業種である。

クライアントの意向をくみ取り「的確な調査方法を提案」し「調査に必要な予算を概算」を提示する。

そこで現実的だと判断されたならばクライアントと調査委任契約を結び調査に着手する運びとなる。

当然ながら事前に「調査に関わるリスク説明」がなされなければならない。

探偵と調査契約を結ぶ段階でこの「リスク説明」が不十分な探偵業者は悪質な場合が多い。

いざ調査に着手して「充分な調査結果が得られない」ケースを想像していただきたい。

探偵がこの状況を想定しリスク説明をきちんと行った上で契約を結んでいればトラブルに発展しないだろうが、殆どの探偵は「依頼欲しさ」からリスク説明を怠る傾向にある。

依頼人のために行う調査であるにもかかわらず「満足な調査」とはならない。

通常、調査を依頼する機会は頻繁にやってこないだろう。頻度や利用率から考慮しても「探偵が調査のリスク」を説明しない状況は悪質といえる。

納得のゆく説明や相談を行えない探偵との契約は見送る事が望ましいといえるだろう。

報・連・相

 現代社会の仕事において「ほうれんそう」は最低限必要な手順である。

通常、新入社員が上司との日常業務のやり取りの中で「判断」できない場面や「ボンミス」を回避するために必要とされる「報告」「連絡」「相談」を略してほうれんそうと略称している。

我々、探偵業においては御依頼者とのやりとりに必要であり、曖昧なやりとりから発生する諸問題を未然に防ぐ効果がある。例えるならば「調査予定を連絡」し御依頼者に確認をとり調査を実施。探偵が判断しかねる状況下では「御依頼者に中間報告」し今後の調査方向を「相談」し決定するといった具合である。

一般社会で上司と部下が行う業務がそのままあてはまっている。

あってはならない事だが「御依頼者への確認」が不十分であったり、予期できるリスク説明を全くしていない調査案件は間違いなく「トラブル」に発展する。あたりまえの事が説明できていない案件は「ほうれんそう」が不十分といえる。

 

チャレンジ精神

 チャレンジ精神がある探偵は向上心も旺盛であると言える。

従来の仕事よりも「より円滑」で「より確実」な新しい手法などに興味を抱きチャレンジする。結果、失敗に終わったとしても「経験が残り」後々生きる場面も存在し「個人の財産」となる。探偵イコール現代に従事した手法を求められる業種であり、世の中への「アンテナ」をいつも張り巡らせていなければならない。

一つの物事を追求する「研究者」とは違い「広く程々の知識」が要求される。

「調査方法」や「調査方針」も時代に沿ったチョイスが出来なければ「生き残って」ゆくことは困難だろう。古き良き手法を切り捨てるのでは無く、プラスアルファーな視点でより良い業務ができる探偵は世間からのニーズも自ずと高くなる。

時代に乗り切れない手法や調査は「時代にあった調査報告」ともほど遠く、チャレンジ精神が無くなってしまっては新しい時代を生き抜く事はかなわないと考える。

 

依頼人の立場になる

 探偵や興信所の業務で大切なことは無数にあるが、最も重要で心にとどめておかなければならないことがある。現場で調査を実施する者・相談業務や連絡業務に従事している者と担う業務は個々に違っていても「依頼を遂行」する為に仕事をすることに何の変わりもないと考える。

何が一番重要か?

依頼人の心情を理解し行動することが何より重要である。

どんな人でも「悩みや不安」を抱えた日常生活は悪循環な状況に陥りがちで「スムーズに物事」が進行しない。プライベートも仕事中もポジティブシンキング出来ないのである。

探偵業務は不安や悩みの元凶である「トラブルや問題」を解消するためにあり依頼人の心情を理解し「求められる業務」を遂行する事が最もベストなかたちと考える。

探偵社の相談員

世間で探偵と言えば、有名なシャーロック・ホームズのようにコートを羽織りパイプを口にくわえて、事件が起こるのを待ち、華麗に解決する。そんなイメージを持っている方が多いと思われます。

しかし現実の探偵の仕事は、そんな華のようなイメージとは違って、何日にも渡り身元を調査したり、一日中対象者を見張ったりと堅実に石橋を叩いて渡っていく仕事なのです。

基本的に探偵の業務は以下の二つに分かれます。一つは、対象者の見張ったり近辺調査をする探偵調査員。そして一見地味ですが、非常に大切な業務である探偵相談員です。

探偵相談員は、その名の通り依頼者の応対をすることがメインの仕事です。事務所にいることが多いので、探偵調査員が動の役割であるとすれば、探偵相談員は静の役割と言えます。探偵相談員の仕事は、調査員に引けを取らないくらい大切だと考えられます。何しろ依頼者の電話の応対から面談に加えて、調査が終わった後の結果の報告から、アフターフォローの相談の業務までと、常に依頼者との架け橋を担う役目を背負っているのです。このように依頼者の仕事の契約を結ぶ立場でもあるため、探偵事務所の営業と言っても過言ではないと言えます。

ただ頭でっかちでは勤まりません。尾行、張り込み、聞き込みの経験は必要となってきますしいろいろな知識も要求されます。