肌で感じる

 夏休みはよくよく考えてみるとスゴイ。

学生自分は気づかなかったが40日も休日があるので「やってみたい」未体験な事柄にチャレンジするには格好のタイミングである。

金銭的な負担をかけた未体験チャレンジも良いが地味に筋トレやボディー革命を起こすには充分な時間と日数がある。著者も学生時代はバイトと筋トレで体力をつけ洋服代にお金を費やさず「白いTシャツとジーンズ」が似合う体型を目指し地道に筋トレしていた。(今思えばややナルシストかな)

原宿や表参道に足を運ぶ同級生の感覚について行けなかった記憶がある。

バイトが休みの日は海にくりだし知り合った友人達と時間を過ごした。海沿いの友人達は夏休み中「海の家」で寝泊まりしアルバイトしていた。みんな金銭的余裕は無いがその日その日を100%で過ごして夜は自然に寝てしまっていた。自然に近い場所に身を置くすばらしさを十代の夏休みで肌で感じ取った。

時に自然は猛威をふるい人間のちっぽけさを再確認する。自然の力に恐怖し自分の無力さを痛感する。身の丈に合わない行動は絶対にいけないと半分子供ながら肌で学び取る。

そんな学生時代の経験は大人になる過程で大きく役立つ。

それぞれの夏休みにそれぞれの経験があると思う。家の中でじっとしていても何も始まらない事だけは確かである。

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