精神的に追い詰められた状況下の御依頼者は最良の判断を下せない傾向がある。細かいことにとらわれすぎて「問題の本質」から遠回りな複雑な領域に足を踏み入れてしまう。過敏な精神状態や神経質すぎる状況下での「最良な判断」は困難になるといえる。
多くの細かい問題や大きな問題全てを同等に処理しようと考える方にこの傾向は頻繁に起こりうる。
順序よく効率よくが混乱して出来ないキャパシティーオーバー。
誰にでも訪れる可能性はあるのでこの機会に「判断違い」を最小限に抑えるコツを書いてみたい。ものすごくシンプルで簡単なことなのだが問題に直面した当事者は「判断ミス」よりも感情が優先して「目先の小さな事」にとらわれてしまう。改善すべきは「判断を自分一人で行わない」事につきる。
プライベートな問題を他の複数人物に知らせる(相談する)抵抗はあるが「一人の判断による偏り」や「イージーミスを起こさない」意味合いでは最も信頼できる手法と言える。普段より信頼のおける人物に相談することが大切なのである。