安心してこぼれ落ちる涙もあれば苦悩が続き流れる涙もある。
男性・女性に関係なく「依頼人の涙」を目にする機会がある。感情の変化から流れ出る涙に違いないが「涙の理由」を瞬時に理解できない場合がある。思い入れの度合いで感情の起伏も波があるのだと理解していても目前で実際に流れる涙には「ある種の力」がある。
困難な案件の相談者が困り果てて流す涙に「案件を引き受ける」決心をする。涙を見ていなければ案件を引き受けたかは疑問が残る。ある種の力とはそのような力を意味する。
比較的、女性の涙を見る機会が多いのだが女性は体調が感情に表れやすいので注意深く仕草を見ている。感情の起伏に関係なく泣ける日が存在すると言う話もあるぐらいなので。素直な感情の変化に違和感は存在しないという事だろう。