食物アレルギーについて気になる記事を見つけました。
食物アレルギーを起こしやすい卵や乳製品などを子供が食べるのを過剰に制限した結果、アレルギーを悪化させたり、栄養障害が出て来てしまうことが研究の結果分かったというものでした。
食物除去を過剰に行った結果、O脚などを発症する子供が増加し、検査を行ったところ栄養障害で骨が変形する「くる病」の症状を確認したといいます。彼らの親は湿疹やアトピー性皮膚炎を治すために卵と乳製品を除去しており、魚も取らせていない例もあったようです。保護者が自己判断しており、こうした食事の結果、ビタミンDが不足したとみられると専門家は語っていました。
しかし、食物アレルギーは本当に恐ろしいものですし、一歩間違えれば死に至るケースもあります。それゆえ、親が慎重になるのは当然のことであり、自己判断といえども間違いではないと私はおもいます。学校の給食による食物アレルギー事故も増加している現在、食物アレルギーを持つお子さんがいらっしゃるご両親は本当に心配なさっていると思います。
私の子供も赤ちゃんの頃に卵を食べたところ顔中が真っ赤になってしまい、慌てて病院へ行ったことを覚えています。医師によれば 、卵アレルギーは大きくなれば治ることがほとんどだから気にしなくても少しずつ与えて大丈夫とのことでした。しかし、しばらくは怖くて与えることが出来ませんでした。命に関わる問題ではないにしろ子供に与える食事に関しては非常に神経を使っていました。専門家の意見や診断は正しいことのほうがもちろん多いですが、親なりの意見もあるのになぁと少し思ってしまいました。