現代社会の仕事において「ほうれんそう」は最低限必要な手順である。
通常、新入社員が上司との日常業務のやり取りの中で「判断」できない場面や「ボンミス」を回避するために必要とされる「報告」「連絡」「相談」を略してほうれんそうと略称している。
我々、探偵業においては御依頼者とのやりとりに必要であり、曖昧なやりとりから発生する諸問題を未然に防ぐ効果がある。例えるならば「調査予定を連絡」し御依頼者に確認をとり調査を実施。探偵が判断しかねる状況下では「御依頼者に中間報告」し今後の調査方向を「相談」し決定するといった具合である。
一般社会で上司と部下が行う業務がそのままあてはまっている。
あってはならない事だが「御依頼者への確認」が不十分であったり、予期できるリスク説明を全くしていない調査案件は間違いなく「トラブル」に発展する。あたりまえの事が説明できていない案件は「ほうれんそう」が不十分といえる。