世間の常識を知らないという事は「探偵にあらず」ということになる。
現実社会の様々な認識が探偵の中に蓄積されていれば「頼りになる探偵」となるわけだが「世間知らずな探偵」に相談してしまったならば殆ど「的外れな憶測」や「勝手な思いこみ」が基準になり調査を実施するハメになる。
結果的にも「調査の空振り」が多く「調査費用の負担増」となり依頼人の精神的負担を増やす「悩みの種が増える」となるのである。
実際、このような古い常識で仕事を判断し古い基準で調査を進行する探偵は多く存在するため「相談の時点で専門的な話」を出してインチキ臭さを試すことも一つの探偵選びかと考える。
それにしても「しったかぶり」と「あきらかにいい加減な基準」は探偵というよりもペテンといった感が強く話を聞く立場の人間に不快感しか与えない。こまったものである。