増加する採用調査

最近、興信所への採用調査の需要が増加してきています。

理由として日本的な就業システムであった終身雇用制が崩壊しつつあることも一因かもしれません。

ある程度のスキルを磨き、条件の良い会社へ転職する人、逆に倒産やリストラに遭い、転職を余儀なくされる人、さまざまな状況によっても違いますが高いスキルを持った人材を中途採用する企業も増えているのも事実です。

そんな中、当然、応募者全員を採用する事は無く、採用する人材にも限りがあります。
もちろん、応募者が提出した履歴書、職務経歴書等を参考にして面接した結果、選択するのですが中には詐称してくる者もいるのです。

それは個人情報保護法などによる情報の減少が拍車をかけているのです。

まず学歴ひとつとっても調べようとしても学校の協力はまったく得られません。最近では同窓会名簿を作成する学校も少なくなってきています。

しかし、多少の時間があれば本人に学校が発行する卒業証明書を提出させる事は出来ますが、なかなかそこまでの事はしません。海外の学校を卒業となると証明書の提出もままなりません。

同様に職歴についても同様です。

大手企業などの人事課に問い合わせても在職者や退職者について一切情報は開示しなくなりました。その為に職歴を確認する事はかなり難しくなっている状況です。

結果、平気で退職年月日を詐称したり、中には勤務経験が無いにもかかわらず、既に倒産した大手会社に勤務していたように悪意のある詐称を記述する人もいる位です。

職歴においても確認しづらくなった現代、「採用調査」は見直されているのです。

当興信所では情報の入手が困難の中、独自の方法で職歴などを確認していきます。

昔から現住所や前住所での性格や素行面を知る身辺に対する聞き込みです。近隣との交流が薄くなっている反面、他人はけっこう隣人などを見ているものなのです。

近隣と挨拶を交わさなくなった為かどんな人なのか注意深く観察している人がいます。

近隣とは馴染めず、自己中心的なものの考え方をしていたり、家から殆ど出なかったり、クレームをつける人、非行性の友人の出入りが多かったり、異性関係が派手であったりなど面接では見えてこない一面を知ることができます。

更に採用するにあたり重要なのが応募者の借金問題です。

多額の借金のある人を雇用してしまったが為に社外秘である重要な顧客情報、商品などの機密情報、時には商品などの横流しなど会社の信用問題にまで発展する事件が起きています。

こういった状況を鑑みると、オプションとなりますが個人の「借金調査」の重要性も再認識されてきています。

当然、面談や提供された資料に多額の謝金があるとは言いませんし記載もしていません。

この様な人物を採用しないために採用調査は現代社会において再認識されております。興信所も原点回帰して個人の信用調査でもある採用調査に注力しているのです。

当興信所ではご希望においてさまざまなオプション調査もございますので担当者を呼びつけ、ご相談ください。

担当者のご相談につきましては交通費を含め無料で承っております。
(※遠隔地においては往復交通費のみ請求させていただく場合がございます。)

採用調査を得意とする当興信所にご依頼いただければ正確な情報を提供いたします。