尾行調査とは、依頼者が指定するターゲット(調査対象者)の後をつけて調査を行うことを指します。主に「対象者がいつどこで、誰と、何をしているか」を知りたい場合に用いる方法で、興信所でも浮気調査や素行調査、結婚調査等で実施しています。
尾行調査でどのようなことが分かるのか、尾行調査が必要な場面、依頼方法などをチェックしてみましょう。
尾行調査とは?
尾行調査では対象者にバレぬよう、適切な距離を保って追跡をします。この追跡は道を歩いているときはもちろん、公共交通機関や車・自転車・バイクなどでの移動時、多くの人が行き交う商業施設などでも行われます。
また、浮気調査や素行調査の場合は尾行に加え、対象者が出入りする場所の近くで張り込みをするケースも多いです。ラブホテルや浮気相手の自宅、風俗店などに出入りした証拠として写真や動画撮影をして証拠を残します。
尾行調査でどのようなことが分かる?
調査の理由はご依頼主様によりさまざまですが、多くの場合は「怪しい行動をしている人の真実が知りたい」という方がほとんどです。怪しい行動をしている対象者は、何をしていたのか尋ねてもうまく誤魔化してうやむやにしてしまう可能性があります。また感情的になって問い詰めた場合、証拠を隠滅しようとしたり、激高してしまったりする恐れもあるでしょう。
そこでおすすめなのが尾行調査です。尾行調査をすると、対象者の行動や立ち寄り先、接触した人物などが明るみに出ます。また数日~数週間の調査を行うことで、勤務・退勤状況や趣味嗜好、行動パターンなど把握できるでしょう。また、浮気調査等では対象者が他の異性と会っている決定的瞬間を、写真・動画で残すことも可能です。つまり、より確実な証拠を掴める可能性が高まるというわけです。
- 週末になると帰宅が遅くなる配偶者の行動を知りたい
- 配偶者のスマホ画面を覗いたら、知らない異性とLINEのやりとりをしていた
- 営業に行った自社の社員がなかなか帰ってこず、はっきりとした行動が分からない
- 子供が塾に行ったフリをして悪い友達とつるんでいるといううわさを聞いた
- 結婚を誓った恋人が両親への挨拶や友達へ紹介するのを渋る
- 恋人が会う約束をキャンセルしがちになった
このような違和感のある行動をしている配偶者・恋人・子供・社員の行動を調べるには、張り込みなどの調査が有効です。対象者の行動を追跡することで、接触した人物も把握することができます。
尾行調査が必要な場面とは?
尾行調査が必要な場面としては次のようなものが挙げられます。
- 浮気調査
- 結婚相手や社員などの素行調査
- 子供の行動調査
- 所在調査
いずれも対象者の行動や接触人物、立ち寄り先などを知るために尾行調査を行います。
尾行時には対象者の歩くスピードや癖、警戒度合いに合わせ、尾行がバレないように細心の注意を払いながら追跡を続けます。
なお、尾行調査では2人以上でチームを組み、対象者を追跡するのが一般的です。徒歩移動や電車、バスなどでの移動の際には徒歩で、車やバイク、自転車を使う対象者であれば同じ移動手段で尾行をします。タクシーによる追跡は、後続タクシーが拾えない可能性があるため基本的には行いません。対象者がタクシーをよく利用する場合は、バイク班が尾行を担当します。
尾行調査の依頼方法は?
興信所に尾行調査をご依頼いただく際の流れとしては、まず最初に、お客様からのご相談をお受けいたします。こちらのご相談は、お電話またはWEBフォームからお申し込みいただけますので、まずはお気軽にご連絡ください。お電話やWEBでのご相談では、ご依頼内容の概要を伺い、お客様の抱えるお悩みや調査対象に関する情報についてお話いただくことで、お客様に最も適した調査内容や調査方法のご提案を行う準備をいたします。また、WEBからのご相談の場合、ご希望の調査内容や対象者についての概要を事前に入力いただけますので、その後の打ち合わせもスムーズに進めることができます。
その後、具体的な調査内容についてお打ち合わせを行います。こちらの打ち合わせでは、ご相談内容をもとに、調査の目的や期間、調査対象の情報、希望される調査の範囲や調査期間など、詳細にご要望を伺います。また、調査実施の際の諸条件や注意点についても詳しくご説明し、疑問点や不明点がございましたら、この打ち合わせの段階で解決するよう努めております。こうした事前の打ち合わせを通じて、お客様のご納得をいただいたうえで契約書面を取り交わすこととなります。契約内容には、調査の目的や期間、料金体系なども明記されますので、ご安心いただけるかと思います。
ご契約が成立した後、いよいよ尾行調査が開始となります。尾行調査の実施にあたっては、お客様がご指定された期間内において、調査対象者の行動や移動先を綿密に追跡し、対象者の行動内容や接触した人物、立ち寄り先などを詳細に記録していきます。尾行調査では、専門の調査員が事前に打ち合わせた内容に従って、対象者の行動を逐一監視し、決定的な瞬間や重要な場面については写真や動画での記録を残します。特に浮気調査や不倫調査といった場合、裁判で有効な証拠となり得る状況があれば、その場面を鮮明な写真や映像に残すことで、動かぬ証拠を確保することが可能です。
尾行調査の終了後には、調査で得られた情報をもとに、詳細な報告書を作成いたします。この報告書には、対象者の行動履歴や訪れた場所、接触した人物などについて、時間や場所の情報とともに詳細な記録が含まれております。また、調査中に撮影した写真・動画データも法的に有効な証拠資料として報告書に添付いたします。こうした写真・動画データは、「動かぬ証拠」として強い効力を持つ場合が多く、特に浮気や不倫の証拠として提出する場合には、裁判や調停の場でお客様にとって有利な状況を築くために重要な資料となり得ます。尾行調査での写真・動画データは、専門の調査員によって撮影され、適切な手法で記録されたものであるため、法的効力を持つ確かな証拠として活用できる点が大きなメリットです。
また、興信所での尾行調査は基本料金と時間料金制を採用しており、調査内容に応じた料金体系でご提供しております。基本料金には、尾行調査における事前の準備や調査計画の策定、調査員の人件費、調査機材の使用料などが含まれており、時間料金については実際の尾行調査の時間数に応じて計算されます。加えて、調査中に発生する交通費や燃料費、車両使用代、場合によっては宿泊費などの経費については、実費としてご依頼者様にご負担いただく形となります。これらの経費についても、事前にお見積りをお出しし、納得いただけた場合のみ契約を進める形となりますので、料金面においてもご安心いただけるかと思います。
さらに、料金体系は「後払い」となっており、尾行調査が終了した後、報告書と引き換えにお支払いいただく形ですので、前もって多額の料金を支払ったにもかかわらず、調査が短期間で終了してしまい「支払いに見合わない」と感じるといったご不安もございません。尾行調査の実施状況や費用についてもご納得いただけるよう、柔軟な料金体制を整えております。たとえば、調査期間中に何らかの理由で調査を中断または終了する必要が生じた場合も、その時点での調査進行状況に応じた料金で精算が可能ですので、お客様のご負担を最小限に抑えた対応を心がけております。
尾行調査のご依頼について不安や疑問がある場合には、まずはお電話やWEBからのお問い合わせをいただき、当興信所の専門スタッフと直接ご相談いただくことが、安心してご依頼いただける第一歩です。経験豊富な調査員が、お客様のお悩みに寄り添い、状況に応じた適切なアドバイスとサポートをご提供いたします。
尾行調査は自分でもできる?
かしこまりました。それでは、文章にさらに詳細な説明を加えて、内容を拡充しますね。
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配偶者や恋人、子供、社員など身近な人に対して「尾行を行いたい」と考える場合、実際にそれを行うことには多くのリスクが伴います。一般的に、尾行の経験がない方が見よう見まねで尾行を試みたとしても、対象者に気づかれずに追跡を続けることは非常に難しいとされています。実際、尾行調査には専門的な技術や高度な経験が必要とされ、プロの調査員でもしっかりとした準備と訓練が欠かせません。
例えば、素人の方が尾行を始めてみたとしても、つい対象者に近づきすぎてしまったり、歩行ペースが不自然になってしまったりして、すぐに不審に思われてしまうことが多々あります。対象者の視界に入らないよう慎重に距離を取ることや、歩行ペースを自然に保ちながら尾行を行うには、計算された技術と慣れが必要です。普段からの歩き方や姿勢、距離の取り方に慣れていない素人の方が尾行に挑戦すると、どうしても怪しまれるリスクが高まります。特に、配偶者や恋人など、日常的に一緒に過ごす時間が長く顔をよく知っている相手が対象であれば、少しでも不審な人物を見かけると、すぐに「自分の知っている人かもしれない」と感じられる可能性が高く、尾行が露見してしまうケースも多いのです。いくら変装を施したとしても、普段から身近にいる人が怪しい行動をしていれば、なんとなく気配を察知されることが少なくありません。
また、万が一尾行がバレなかったとしても、対象者がふいに曲がり角や階段を利用したり、混雑した場所へ入っていったりした場合、慣れていない方だとあっという間に対象者を見失ってしまうこともあります。プロの調査員は、このような不測の事態にも対応できるよう、尾行中も常に臨機応変な判断を行い、対象者を見失わないための技術を身につけていますが、一般の方がこうした対応を素早く行うことは非常に難しいものです。特に都会のような人通りが多い場所や、複雑な施設内での尾行は、調査経験のない方にとっては困難を極め、対象者を見失うことでせっかくの尾行が徒労に終わってしまうこともあります。
仮に尾行が成功していたとしても、一般の方が尾行を行う場合には、法律上の問題も関わってくることを理解しておく必要があります。探偵業法という法律では、探偵事務所や興信所が「正当な依頼を受けた上での尾行」を行うことが認められています。これは、正当な依頼に基づく調査であれば、その調査内容や手段についても法律の範囲内で正当性が認められるためです。しかし、一般の方が、例えば配偶者や恋人、社員などを勝手に尾行してしまうと、「プライバシーの侵害」とみなされるリスクがあるだけでなく、場合によっては「ストーカー行為等規制法」に抵触する可能性もあります。本人にはただ確認の意図があったとしても、結果として相手の権利やプライバシーを侵害する行為と判断されれば、法的な問題に発展する危険もあるのです。ですから、尾行や追跡が本当に必要だと判断される場合には、信頼のおける興信所や探偵事務所に依頼を行い、専門的に調査を進めてもらうことが、最も安全で確実な方法といえるでしょう。
また、尾行が発覚してしまうと、その後の調査が非常に困難になることも覚えておくべきです。例えば、対象者が尾行を警戒するようになり、今までの日常的な行動や付き合いを変えてしまうことで、正確な情報を得ることがさらに難しくなってしまうこともあります。一度でも尾行がバレてしまえば、対象者は行動を見られていることを意識し、注意深く行動を取るようになります。こうなると、本来の姿や行動が確認しづらくなるため、たとえ改めて尾行調査を依頼したとしても、得られる情報や証拠が限られてしまう場合があるのです。特に浮気調査や不倫調査などで決定的な証拠を得る必要がある場合、尾行がバレることは調査の成否に直結するため、大きなリスクを伴います。
興信所に尾行調査を依頼する場合には、熟練の調査員が最新の調査機材や方法を駆使し、対象者に不審がられることなく、慎重に尾行を行います。調査員は、対象者の行動パターンや時間帯に合わせて無理のない方法で尾行を続けるだけでなく、途中で複数の調査員が交代することで、対象者に怪しまれないよう工夫を凝らしています。調査員は、さまざまなシチュエーションに対応できる技術と経験を備えており、対象者がどのような行動を取った場合でも見失わないよう、臨機応変に対応できるよう訓練を受けています。こうしたプロフェッショナルな対応によって、より精度の高い情報収集が可能となり、必要な証拠を確実に押さえることができるのです。
興信所の尾行調査は、法的に認められた手段に基づき、対象者の行動や接触人物などを明確に記録し、浮気調査や不倫調査、企業における社員調査など、さまざまなケースで証拠として活用できる写真や映像を収集することが可能です。調査結果として提出される報告書には、対象者の行動や訪問先が時系列で整理され、写真や映像も添付されるため、裁判や調停の場でも有効な資料として利用できます。また、こうした証拠は、法的な手続きにおいても有効性が認められるため、必要に応じて弁護士などと連携して適切な手続きへと進めることが可能です。
尾行調査を自分で行うのではなく、調査のプロである興信所へ依頼することで、リスクを回避し、より確実な証拠を得ることができます。もし尾行調査が必要な状況にある場合は、無理に自分で尾行を試みるのではなく、ぜひ信頼できる興信所にご相談いただき、確実で安全な方法を選択することをお勧めします。
興信所では、尾行調査を行う際、通常は少なくとも2名以上の調査員を配置し、協力して調査を進めています。これは、尾行の場面では予測困難な事態が生じることが多いため、1人だけで尾行を続けると、対象者を見失う可能性が高まるためです。例えば、対象者が突然建物の裏口から出る、予期しない方向へ曲がるといった行動をとる場合、尾行している調査員がその動きを把握しきれずに見逃してしまうケースも考えられます。こうした予測不可能な行動に対処するために、2人の調査員が連携し、それぞれが異なる位置や視点から対象者を捉えることで、常に尾行を継続しやすくなります。
このように2名体制で尾行調査を行うメリットは、対象者の動きを正確に追跡するだけではなく、より柔軟に対応できる点にもあります。1人の調査員が対象者の正面から追跡し、もう1人の調査員が別の方向からカバーすることで、対象者が急な方向転換を行ったり、人混みや狭い通路に入っても、もう一方の調査員がすぐに対応できるのです。こうした複数の視点からの尾行は、複雑な環境での調査や対象者の動きが読めないケースでも、継続して対象者を見失うことなく尾行を可能にします。また、尾行の際には、常に相手に不審がられないように自然な動作や立ち振る舞いが必要ですが、2人以上の調査員が交代しながら追跡することで、尾行が露見するリスクを最小限に抑えられるのです。
さらに、調査員が1人だけで尾行を行うと、どうしても長時間同じ調査員が尾行を続けることになるため、対象者にその姿や服装、顔を覚えられてしまう可能性が高まります。そのため、たとえ調査員が変装をしていても、長時間ずっと同じ人物が付いて回るような状況になると、対象者に尾行を感づかれてしまう恐れがあります。しかし、複数の調査員が時間ごとに交代しながら尾行することで、対象者の視界に入る調査員が変わり、同じ人物が長時間つきまとっているようには見えないため、警戒されにくくなります。これにより、より自然な形で尾行を続けることが可能となり、調査の成功率も高まります。
また、2人での尾行調査でも難しい状況が予想される場合には、ご依頼者様と十分に相談を重ねた上で、場合によっては4~5名といった体制での尾行調査を行うことも可能です。特に、対象者が頻繁に行動パターンを変えたり、突然移動手段を切り替えるなどの複雑な動きが予想される場合、少人数では尾行を維持するのが困難となるため、追加の調査員を配置して尾行を補強することで、より確実な調査結果を得られるよう工夫しています。このように、尾行調査では状況や対象者の行動に合わせて柔軟に体制を変更し、その都度最適な調査方法を選択して実施していきます。
興信所では、調査対象者が女性の場合、特に配慮をした調査体制を整えています。例えば、女性が対象者となる調査では、女性の調査員が尾行を担当するケースが多くあります。これは、対象者が女性の場合、特定の場所や状況では男性の調査員では尾行が難しい場合があるためです。たとえば、デパートの婦人服売り場、化粧品売り場などの場所では、男性が長時間そこにいると不審がられたり、視線が気になることもあります。同様に、電車の女性専用車両に対象者が乗車した場合、男性の調査員では追跡が難しくなります。女性の調査員であれば、こうした場面でも自然に尾行を継続することができ、対象者の行動を見逃すことなく観察することが可能です。
また、配偶者の浮気調査や行動確認の調査においては、調査の一環としてGPS追跡装置を使用することもできます。GPS追跡装置を利用することで、対象者がどこにいるかをリアルタイムで把握しやすくなり、必要に応じて追跡範囲を広げることが可能になります。たとえば、長距離を移動するようなケースや、交通機関を利用した移動が多いケースでは、GPSが尾行を補助する役割を果たし、対象者が車両を使った移動を頻繁に行う場合などにも非常に有効です。GPSを利用した追跡調査については、依頼者様との事前の打ち合わせで使用可否を確認し、法的な問題がないことを確認した上で行いますので、安心してご相談いただければと存じます。
尾行調査においては「対象者にバレないように調査を進めること」はもちろんのこと、対象者の行動を細かく記録し、後々有効となる証拠を確実に押さえることも非常に重要なポイントです。こうした証拠は、浮気や不倫の調査において決定的な役割を果たすだけでなく、裁判や調停の際に有効な法的資料として活用することも可能です。調査のプロである興信所の調査員は、豊富な経験と専門的な技術を活かして、対象者の行動や接触人物を綿密に追跡し、詳細な記録を残すため、依頼者様が求める確実な証拠を掴むことが可能となります。
尾行調査では、調査員の豊富な経験と確かな技術があってこそ、対象者に感づかれずに尾行を続け、必要な情報を確実に収集することが可能になります。経験のない方や技術が未熟な方が尾行を行おうとすると、どうしても対象者に気づかれてしまったり、見失ってしまったりするリスクが高まります。興信所の調査員は、こうしたリスクを回避しながらも効率的に情報を収集し、依頼者様のニーズに応えられるよう慎重に調査を進めますので、尾行調査が必要な場合には、ぜひ専門の興信所にご相談いただくことを強くお勧めします。
興信所では、豊富な経験と技術を持つ調査員が責任を持って尾行調査にあたらせていただきます。尾行調査をご希望の方は、興信所新宿アーガスまでお気軽にフリーダイヤルかお問い合わせメールフォームまでご連絡ください。
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