興信所の料金興信所(もしくは探偵)における浮気調査や素行調査は、調査員による尾行・張り込みによって行われますが、これらの料金制や費用には独特のものがあり、初めて興信所に依頼しようと思われる方にとっては、少々理解しにくいのではないかと思います。

また、多くの場合、探偵のホームページに料金表が掲載されていますが、それぞれの興信所が異なる料金制度を採用しているため、単純に比較することも容易ではないのではないでしょうか?

そこで、これから興信所への依頼を検討している方の理解の参考となるよう、浮気調査や素行調査の代表的な費用・料金制について解説をしてみたいと思います。

1.時間料金

興信所・探偵業界において最もオーソドックスと言える料金制が「時間料金」です。

例えば「1時間○○○○円」等、実際に調査を行った時間によって料金が決まります。

但し、多くの場合、最低限契約しなければならない時間が設定されています。

1時間のみの契約ができることはまれで、最低でも3時間程度の契約をしなければなりません。

調査が最低契約時間を過ぎる場合は「延長」をするかしないかを選択できます。

延長料金については1時間単位の料金と異なる場合がある(高い場合もある)ため注意が必要です。

この時間料金制において、それぞれの興信所を比較するポイントは、「①1時間単位の料金」「②延長料金」「③最低契約時間」となります。

 

2.定額料金

「定額料金制」は、6時間や8時間、12時間など、まとまった時間で契約する料金制です。

定額料金は多くの場合、「6時間定額」「12時間定額」等、時間とセットの呼び方になっています。

この料金制を例えると、同じ商品のまとめ買いをすると単価が安くなるような料金制です。つまり、まとまった時間の契約をあらかじめすることによって、1時間単位の料金が割安になります。

但し、興信所の浮気調査や素行調査というものは、状況によって必要な調査時間は変わってしまいます。

例えば、事前に12時間の調査が必要と思っても、当日の対象者の動きによって12時間も調査する必要がなくなり、短時間で打ち切った方が良いということがあるのです。

しかし、定額料金では、事前に決まった時間分の料金で契約を結ぶため、どんなに早く調査を打ち切っても12時間契約なら12時間分の料金がかかってしまいます。

ですので、いくら1時間単位の料金が安く思えても、ご自身で調査時間を細かく調整したい方には向いていないと思います。
ご自身の案件に本当に定額料金による調査が必要かを十分にご考慮下さい。

また、定額料金制における比較のポイントは、やはり「①1時間単位の料金」「②延長料金」「③最低契約時間」となります。

 

3.パック料金

「パック料金制」は、定額料金制がやや変化したものです。
商品のまとめ買いのように、まとまった時間の契約をあらかじめすることによって1時間単位の料金が割安になります。

定額料金との違いは、時間が30時間や50時間等であること、また、1回の調査(1日)の契約時間ではなく、一定の期限内なら1日1時間から調査が依頼できることです。

つまり、パック契約の中から今日は5時間、明日は3時間というような使い方をすることができます。

但し、注意しなければならないのは、契約時間に消費期限が設けられている場合です。
わかりやすく言えば、30時間パックの消費期限が1週間なら、1週間以内に30時間の調査を消費しないと余った時間が無効になり、損をしてしまいます。

どんなにその興信所の1時間単位の料金が安く思えても、1週間に2回や1ヶ月に数回など間隔を開けての調査をお考えの方には、パック料金での調査にメリットはなく逆にデメリットとなってしまいます。

つまり、ご自身のペースで調査日時を設定するのが不可能になりますので、本当に消費期限内での調査が必要なのかどうかをよくお考えになる必要があるでしょう。

また、このパック料金制における比較のポイントもやはり「①1時間単位の料金」「②延長料金」「③最低契約時間」となります。

 

4.成功報酬

「成功報酬制」は、文字通り調査が「成功」した場合のみ調査料金が発生する料金制です。
逆に言えば、調査の成功がなかった場合は料金がかかりません。

依頼者にとって親切な料金制のように思えますが、この成功報酬制で重要なのは「①成功条件」「②成功報酬額」です。

この2点がどのようなものなのかを事前によく確認する必要があります。

最悪の場合、成功条件のハードルが低く成功報酬額が高額という親切どころか悪質な契約を結ぶはめになってしまいます。

成功条件のハードルが低いケースの具体例は、単に「その日の調査が終わるまで対象者の尾行に成功した」というものです。

これは成功報酬のない他の料金制を取っている興信所でも普通に行っていることであり、仮に成功報酬額が他社と比較して高かった場合は損をしたことになってしまいます。

逆に成功条件のハードルが高いケースとは、調査対象者の浮気の証拠をとることを成功とする場合です。

これはそもそも対象者の行動にかなり左右される部分が大きいため、対象者が浮気をしなければ何回調査しても成功がありません。

このような興信所側に不利な契約の場合、依頼者側に様々な制約や条件を課してくる場合が多く、相談しにいっても契約を断られる、というケースが多いのではないでしょうか。

 

当興信所は「時間料金(後払い制)」

当興信所は上述の4つの料金制のうち「時間料金」で調査を行っております。

料金は「後払い制」のため、事前に前金だけ受け取って何もしないという悪質な被害に遭う心配は無用です。

料金・費用の詳細については大変お手数ですが料金表をご確認下さい。

トップページに戻る