興信所への詐欺被害相談

詐欺被害相談

近年ではいろいろな詐欺が出回っていますが、ひと昔からずっと続いているのが「オレオレ詐欺」です。一般の人々を騙す詐欺の代表として、これまでテレビなどでも多く取り上げられてきた詐欺ですが、情報過多な現代でも未だオレオレ詐欺の被害は増え続けているのです。

注意警戒をする人も多い中で、一体なぜこれほどまでにオレオレ詐欺の被害が出ているのでしょうか。今回は、最近のオレオレ詐欺の手法や内容、そして万が一オレオレ詐欺に遭ってしまったときの相談相手や対処法、詐欺師の身元特定の方法などをご紹介していきます。

そもそもオレオレ詐欺ってどのようなもの?

オレオレ詐欺とは、子どもや孫などの身内を装った犯人から電話があり、仕事に関するトラブルや事件、事故を起こしてしまったなどの口実のもとにお金を要求するという詐欺です。子どもや孫本人を演じるだけでなく、トラブル相手や警察官、弁護士を装って電話をかけてくることもあります。第三者を出してくることでその話に厚みが生じ、嘘ではなく本当の話なのではないか、と錯覚をさせるのです。

オレオレ詐欺の由来は、その典型的な手法が電話を利用して「オレなんだけど、オレだよ」ということにあります。「オレ」と言っておけば本名を言わなくても親族間であれば不自然ではないためです。

オレと名乗ったあとは、「すぐにお金を払わなければ会社をクビになってしまう」「相手に示談金を払わなければ逮捕されてしまう」などと緊急性を装い、騙される側の冷静さを失わせるのも特徴の1つです。

そもそも子どもや孫との声が違うという点もありますが、電話の開口一番に「風邪をひいてしまって喉の調子が悪いんだけど……」などとつじつま合わせをすることもあります。

最新のオレオレ詐欺の手法とは?

オレオレ詐欺は2000年代以降、一般人を騙す詐欺の手法として全国に広まりました。情報に疎い高齢者が主に狙われやすく、その被害総数や総額がかなり多いものとなったことは記憶に新しいものです。これに伴い、警察や報道ニュースなども力を上げ、オレオレ詐欺を撲滅するためのキャンペーンなどもおこなわれました。

しかしオレオレ詐欺の流行から十数年経った今でも、その被害数は減っておらず、むしろ増えているのです。

この現象の背景には、オレオレ詐欺の手口がより巧妙になって進化を遂げていることにあります。一昔前のオレオレ詐欺は、「オレなんだけど……」と言ってトラブルや事件を装い金銭を騙し取るだけのものでした。

しかし近年では、「株に失敗してしまった」「会社の金を使い込んでしまった」などとお金を騙し取るための理由もさまざまになってきています。さらに事前に息子や孫の名前を調べ上げ、「オレ」とは言わずに本名を使って電話をしてくることもあります。こうすることで一気に信ぴょう性が増し、ついつい騙されてしまうという方も少なくないのです。

また、子どもや孫などの親族ではなく、警察の防犯課などを装って電話を掛け、キャッシュカードやクレジットカードを騙し取るというケースもあります。「お宅の個人情報が洩れており、キャッシュカードやクレジットカードの情報も筒抜けになっている。誰かにお金を引き出されたり悪用されたりする可能性があるため、口座を調べたい」などと言って、口座情報を盗み、その中のお金を騙し取るという手法です。

このような手口の場合、単独犯ではなく犯人が複数人いることが多いです。まずは一人目が警察を装って電話を掛けてきたあと、二人目が金融庁の調査員などを装って電話をかけてきます。警察は注意喚起を呼びかけ、実際の調査は金融庁のほうでおこなうということで、詐欺ではなく本当のように見せかけるのです。

そもそも、警察や金融庁が一般の家に電話を掛け、キャッシュカードや口座、クレジットカードの情報を得ようとすることはありません。電話口だけでそのような情報を引き出そうとする場合はほとんど詐欺だと思ってよいでしょう。

詐欺師は話し方や発する言葉などを巧妙に使い分け、本当に存在する人のように見せかけることができます。ついつい騙されないためにも、少しでも怪しいと思った際には相手にしない、すぐに誰かに相談をするという行動が大切です。

オレオレ詐欺に遭った際の相談先とは?

警察

オレオレ詐欺に遭ってしまったという場合、まずは速やかに警察に相談することをおすすめします。詐欺に遭ったときの状況や犯人の特徴など、些細なことでも警察に共有するようにしましょう。その犯人が他にも同じような手口で詐欺を働いていないか、常習犯ではないかなどを調べてもらうことができます。

しかし、警察に相談をしたからといって必ず犯人が捕まるというわけではありません。詐欺の立証は難しく、逮捕することができないことも多いのです。

とはいえやはり警察に届出をすることは必須ですから、詐欺と気が付いた段階で速やかに相談をしましょう。

興信所

警察に相談をするのと同時進行で興信所にも相談をするという人も増えています。警察の捜査だけでは追い付かず、犯人特定に至らないことで興信所の調査を利用するという人は多いのです。

興信所新宿アーガスでは、相手の電話番号や金銭の受取人の足取りなどの情報をもとに、詐欺師の身元や住所特定調査をおこないます。住所が明らかになれば警察の調査もスムーズになり、弁護士を通じて金銭の返還の要求もできます。

警察に相談をしてもなかなか思うように調査が進まないという場合は、尾行や張り込みなどの調査のプロである興信所の力を借りることもおすすめです。

オレオレ詐欺被害

興信所新宿アーガスでは、詐欺師の身元や住所特定調査もおこなっております。興信所に対して「高額になるのでは」などと心配される方も多いですが、アーガスでは安く明確な料金体系を採用しておりますので安心してご利用いただけます。

お見積りの段階で実際の請求額に限りなく近い金額をお出しすることができますので、まずはお見積りやご相談だけでもお気軽にお問合せください。

また、調査後のご報告やアフターフォローが充実していることも特徴の1つです。長年の実績と高い調査能力で、ご相談者さまのお役に立たせていただきます。匿名でのご相談も承っておりますので、無料相談フォームからご連絡ください。

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