浮気の定義は人によって異なる
「浮気」とは、人それぞれによって価値観は異なってくるかと思います。
- (1)異性と親密なメールのやりとりをする
- (2)異性と私的に二人きりで会う
- (3)異性と腕を組んだり手を繋いだりする
- (4)異性と抱き合ったりキスをする
- (5)異性と二人きりで宿泊する
- (6)異性と肉体関係を持つ
以上のような段階・行為の、どの段階や行為までなら許せるか、というのが個人的な浮気の定義、判断基準であることが多いのではないでしょうか。
法律的な浮気の定義としては、夫婦間の貞操の義務違反=「不貞行為」に該当する行為となります。
不貞行為は「配偶者のある者が異性と肉体関係を持つこと」です。
つまり、
- (1)親密なメールのやりとりをしていた
- (2)私的に二人きりで会って食事をいた
- (3)腕を組んだり手を繋いだりして歩いていた
- (4)抱き合ったりキスをしていた
などは、それだけでは法律的な浮気の定義には当てはまりません。特に(3)(4)に関しては納得できない人も多いかと思います。
では、
- (5)異性と二人きりで宿泊する、はどうでしょうか?
浮気調査では、基本的に法律的な浮気の定義に該当する証拠の取得を目的とします。
直接的に肉体関係を持った証拠を取得するのはなかなか困難です。
ですから、異性と二人きりで宿泊したという証拠の取得を行います。
この二人きりというのが大事な要点になる場合があります。
仮にマンションの1室に二人で深夜に入り、翌朝、出てきたとします。
その事実を興信所スタッフが押さえたとしても、それでもそのマンションの1室では二人きりとは断定できないのです。
親族や友人が既に在室しており、皆で飲食したり、ゲームなどで過ごしていたなどと言われると反論できる証拠はないのです。よく芸能人がこの手の言い訳をしていますね。
多分、誰もが信用していないと思いますが断定はできないのです。
ですが、どのような場所に二人が宿泊したのかで状況は変わってきますが、上記(1)(2)(3)(4)の状況を撮影した証拠もあれば(5)の肉体関係も認定される可能性も高くなることでしょう。
また、宿泊ではなくともラブホテルを利用した場合は、ラブホテルが性行為を目的とする場所であるため、肉体関係があるとして浮気認定されることとなります。