当興信所では女性探偵もさまざまな調査で男性探偵と変わらずに日夜活躍しています。
探偵・興信業界全体ではやはり男性が多く、数は多くありませんが、女性探偵は重要な存在です。
調査をする上で女性調査員の方が適している状況というのが意外と多くあるからです。
まず、なんと言っても女性を対象とした尾行調査では重要な役割を果たします。
最近の繁華街では大型の女性服専門店やブランド装飾品店などもあり、そのような男性が非常に目立ってしまう場所では、男性調査員だけで長時間尾行するのは困難な場合があります。
何しろ女性はウインドショッピングが好きで休日の過ごし方のベスト3に入りますし、また浮気相手と会うまでの時間つぶしでそのような行動をとる事も多々ありますので、女性調査員が尾行するだけで格段に怪しまれる確率が減るのです。
また、人気のない夜道での女性の尾行は、男性調査員の場合、調査がバレるというよりは変質者や痴漢・ストーカーなどと勘違いされやすい状況です。
少し姿を見られただけで警戒され近づけなくなってしまう可能性すらあります。女性探偵であればそのような警戒をされる可能性は極めて少ないと言えます。
聞き込み調査においても、最も難関な事は何かと物騒な社会情勢であり、セールスマンと同様に訪問先の玄関を開けてもらえずにインターフォン越しでの対応が多くなるのですが、女性調査員ならば安心感を与えられる模様で、面談する率は男性調査員より高く貴重な情報が得られることもしばしばです。
ただし、ラブホテル街や風俗飲食店街などにおいて2カ所や3カ所で張り込む場合、女性探偵を一人にするのは危険な為、応援調査員を増員する必要が出るというデメリットもあります。
他にデメリットを挙げるとすれば、一般的に男性は周りの女性に目が行きやすいため、男性を尾行する場合は姿を見られると印象に残りやすいリスクはあります。
また、身体能力や車・バイクでの尾行などどちらかといえば男性が得意とすることは逆に苦手な傾向があります。
男性・女性ともに対象者と同性の探偵が尾行する方が向いているといえますが、男女のカップルを尾行する場合は、男探偵と女探偵がカップルを装って尾行する事で怪しまれる可能性が格段に減ります。
深夜の公園での撮影、ラブホテルのチェックインの撮影や一緒に隣室などにチェックインする事も可能で浮気の重要な証拠収集には最適です。