嫁の浮気調査

現在、2世帯住宅という住居において両親と息子夫婦や娘夫婦と一緒に住むというケースが増加してきています。

2世帯住宅といっても様々で同じ建物で玄関も別々というものや玄関は一緒ですが中において別れており、リビング、バスルーム、トイレ等が別々という造りの家もあります。

いずれにせよ同じ一軒家に2世帯が別々に独立した生活をしている形態を2世帯住宅というようです。

テレビアニメの「サザエさん」の家は娘のご両親の家に娘夫婦が同居というケースですので現代では一般的には2世帯住宅とは言いません。

そんな生活環境において増えてきているのが「嫁を調べて欲しい」という相談です。

この場合の「嫁」は息子の両親からの関係であり、よく自分の妻の事を「嫁」と呼称する夫もおりますがこの「嫁の浮気」では息子と結婚した女性を指すものとします。

息子の妻であることから義理の娘となる「嫁」の行動に不審を持った息子のご両親から息子に代わって嫁の浮気についての調査依頼も増加してきているのです。

嫁の浮気調査の実例

①依頼の経緯

夫の母親である姑から嫁の浮気に関する素行調査の依頼が入りました。
嫁は長男の嫁で結婚して5年目、できちゃった婚で4歳の娘を授かっていて、一軒家の2世帯住宅の2階に長男家族は居住していました。
ここ最近、嫁が昼間に外出する事が増え、幼稚園のお迎えには姑が行き、そして1階の両親宅で面倒を看ていました。

当初は可愛い孫の面倒を看ることの嬉しさから余り気にも留めていなかったようなのですが、頻繁に出掛けていることに気づき、「最近外出が多いようだけど何か仕事でも始めたの?」と尋ねると「いえ、働いてはいませんが幼稚園関係の付き合いやらで外出が多くなり、迷惑掛けてすみません」と言ってきたそうです。

そんな矢先、姑が午後3時頃、バスを利用し駅前の大型スーパーへ買い物に行った時にスーパー近くにて車より降りてきた嫁を見たというのです。
しかも運転席の男性とは別れを惜しむかのようにかなり親しそうにしていた様子がみえたそうです。

男性と別れた嫁は先にスーパーに入り買い物、姑も後からスーパーに入ったものの簡単に買い物を済ませてレジ周辺で待っていると嫁が買い物をして精算を始めました。
会計を終えた嫁に声を掛けると少しビックリした模様でしたが「お母様もこちらまでお買い物ですか?私も今日は用事で○○駅まで行ったので買い物をして帰ろうと。
このスーパーの商品はけっこう新鮮ですし良いものがそろっていますよね」と。

2人でバスに乗り、帰宅したのですが途中で「電車混んでなかった?」と聞くと「いえ、始発でしたから座って来れました」との返事。

何で嘘をついたのか帰宅した後に孫を見て貰っていた夫に話をしたそうです。
すると夫も最近の嫁の行動には何かおかしいと感じていたみたいでした。
長男に話そうとも思ったのですがきちんと浮気の証拠を押さえてからに話そうということを夫婦で決め、探偵に嫁の行動調査(浮気調査)の依頼することにしたそうです。

②調査概況

中年夫婦からの依頼を請けて調査を実施するにあたり、無作為に調査を実施するより何か理由をつけて孫を預かる日を前もって嫁に教えて貰うようにしてもらい、その日に調査の予定を入れてはどうかと探偵から提言し、昼前に外出するという日に調査を実施しました。

一応、奥様が見たとされるスーパー近くに車も待機、自宅で張り込んでいると11時前に子供を1階の義理の両親宅に預け、外出、尾行を開始するとやはりバスに乗り移動、バスの中ではメールのやり取りをしている模様でしばらくして終点の最寄りの駅前で降車、近くのファミレスに入りました。

探偵も少し時間を置いてから店内に入ると40歳過ぎの男性と合流して談笑しているのです。
男性の特徴を確認し店の外で待っていると1時間ほどして2人で出てきました。
同ファミレスの駐車場に駐車してあった男性の車に2人が乗り込み、走り出ました。
依頼人から男性が車を利用していることを最初に聞いていたのでバイクを用意してましたので難なく尾行、すると近くのラブホテルに入りました。
第1日目にしてお嫁さんが浮気をしている事実を掴んだのです。

3時間ほどして出てきた2人は車にて利用する駅で嫁を降ろし、別れたので男性をそのまま尾行、身元を特定、その後、いろいろと調査した結果、嫁が結婚する前に勤めていた会社の上司であることが判明したのでした。

その後も浮気の継続性を確認するために数日間調査した結果、4回目に同じ男性と密会しラブホテルに行っていた事実を押さえ、調査を終了としました。

③調査後の経緯

嫁のご両親は当探偵事務所の浮気調査報告書を手に息子に全て話をしたそうです。
結果、嫁と嫁のご両親も交えて競技することとなったのですが嫁の浮気相手である上司男性は息子夫婦の結婚式にも参加していたそうなのです。

結果的に息子は離婚を選択することとなったのですがいつ頃から2人が交際したのか判りません。
嫁に問い詰めてもきちんとした返答が無かったというのです。

結婚前からという事も考えられ、しかも孫である子供も息子の本当の子供かも判らず、当探偵事務所が紹介した弁護士を通し、離婚手続きの作業に入る傍ら、DNA鑑定という手段まで講じることとなったそうです。

鑑定の結果、長男の実子であることは判明しましたが離婚は回避できず、相応の慰謝料を請求、当然、上司男性にも請求するに至りましたが現在、子供の親権問題で交渉が継続中途の事でした。

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