パートナーの浮気調査や人探しで興信所・探偵事務所に頼りたい方は多いはず。

  • 興信所・探偵事務所での調査にかかる費用は?
  • 浮気調査にはいくら必要?
  • 信用調査や人探し・親族探しの依頼料金相場は?
  • 費用をおさえるにはどうすればいい?

などわからないことも多くありますよね。結論からいうと、費用は興信所・調査の種類・難易度などにより変動します。

そこで本記事では、興信所や探偵事務所の料金システムや調査内容ごとの相場を解説します。調査依頼を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

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興信所や探偵事務所の料金システム

最初に興信所や探偵事務所を利用する際の料金システムを理解しましょう。大きく分けて4つのシステムがあります。

  • 時間単価型
  • 基本料金型
  • パック型
  • 基本料金+調査費用型

これらに電車賃や高速料金などの経費が費用として加算されます。それぞれのシステムに関して解説するので参考にしてください。

①時間単価型|時間単価×調査員数+経費

時給単価型とは、1時間あたりの単価と動員した調査員数を掛け合わせる料金システムのこと。たとえば1時間10,000円で調査員数が4人なら、10,000×4=40,000円の費用となります。

また時間単価は時間帯によって変動する点に注意しましょう。たとえばアーガスでは以下のように定めています。

時間帯1時間あたりの単価
06:00-09:0010,000円
09:00-17:008,000円
17:00-23:0010,000円
23:00-06:0012,000円

時間単価型の場合は、調査員が稼働した時間以上の費用が発生しないのがメリットです。

②基本料金型|基本料金+諸経費

時間単価ではなく、定められた基本料金のみを支払う料金システムもあります。初回の支払いで、最後まで調査を進めることが可能です。

基本料金の相場は調査内容によりさまざま。たとえば、比較的容易な不倫証拠の確保なら10万円ほどですが、手がかりが限定された人探しでは100万円近くの費用がかかることもあります。

時間単価型と異なり、費用の計算がシンプルなのがメリットです。一方で想定よりも早く調査が終わると、時間単価型よりコストパフォーマンスが悪くなるかもしれません。

両方の料金システムが用意されているなら、調査内容に鑑み、より費用が安くなりそうなほうを選択しましょう。

③パック型|パック料金+諸経費

パック型とは、⚪︎時間あたり⚪︎万円と、まとまった時間をパックとして利用するシステムです。相場は以下を参考にしてください。

パック時間料金相場
10時間20-30万円
20時間40-55万円
30時間60-75万円
40時間80-100万円

パック型は時間単価型よりも1時間あたりの料金が安いケースが大半。また追加費用が発生しないのもメリットといえるでしょう。

一方で早期に調査が完了し、かつ払い戻しがない場合は、損をしてしまうかもしれません。

調査に必要な時間を見極め、時間数が無駄にならないパックを選択しましょう。誠実に想定時間を見積もってくれる事務所を選ぶと安心ですね。

④基本料金+調査費用型

②で触れた基本料金型に、調査費用を加算するシステムもあります。つまり基本料金に実際にかかった費用が上乗せされます。

基本料金型と同じく、調査が長引くほどお得になるのが特徴。調査員の長距離移動などを伴わない調査におすすめです。

かかり得る時間をできるだけ正確に見積もって判断しましょう。

プランが調査別に決まっていることも!興信所(探偵事務所)で調査できることと相場一覧

「興信所や探偵事務所では、何を調査してもらえるのか?」と思っている人も多いのでしょう。たとえば興信所新宿アーガスでは、以下の調査を実施可能です。

  • 浮気・不倫調査
  • 信用調査
  • 行方調査(住居所調査)
  • 盗聴器発見・除去

興信所や探偵事務所といえば、浮気や不倫の調査を思い浮かべる人が多いでしょう。しかしそれ以外にも、信用調査や人探し、盗聴器発見なども請け負います。また調査ごとで個別にプラン化され、料金が設定されていることもあります。

それぞれの調査内容や料金相場に関して解説するので参考にしてください。

浮気・不倫調査/不貞行為の有無や証拠の確保

興信所や探偵事務所が実施する調査の代表格として、浮気・不倫調査が挙げられます。具体的な内容は下記のようなもの。

  • 尾行:対象の行動を秘密裏に追いかけて、浮気や不倫の有無を確認、もしくは証拠を収集する
  • 証拠写真・動画の撮影:ラブホテルに入退店する様子など、法的に証拠として認められる写真や動画を撮影する
  • 通話履歴の追跡:合法的な範囲で、パソコンやスマートフォンの通信履歴を追跡する

上記のように浮気や不倫の事実を確かめ、事実があるなら裏付けとなる証拠を収集します。

浮気・不倫調査の料金相場は調査にかかる時間や日数によります。

たとえば「すでに浮気や不倫の事実があるのは決定的で、その証拠をおさえるのみ」であれば、1日で調査が終わることも。その場合は5万円から10万円程度が相場となります。

一方で事実の有無が不明確で、数日にわたって調査をおこなう場合は、100万円以上の費用がかかることもあります。

信用調査(個人・企業)/対象の身辺や素行などを調査

信用調査とは、対象の個人および企業が、依頼者と関係するに値するかを調査するものです。近年では企業防衛の手段として広く活用されるようになりました。具体的には下記の通り。

  • 個人信用調査:個人の経済状況や債務状態、素行、交友関係などを調査する
  • 企業信用調査:取引先となる企業や事業主の実績や資金力、債務状態を調査する
  • 結婚調査:主に婚約者の出自や経済状態など、一般に結婚する場合に重要視される部分を調査する

経済的な取引や婚姻関係において、相手を関係者としてよいかどうか把握するのは重要です。もしかしたら、大きな秘密を抱えているかもしれません。信用調査は大きな安心材料になるでしょう。

信用調査にかかる費用は、対個人であれば10万円から15万円程度。一方で対企業では1社あたり15万円から20万円と考えましょう。

なお個人信用調査は、企業による採用候補者に対する「人事調査」や「採用調査」として使われることもあります。つまり、いわゆるレファレンスチェックや簡易反社チェック、学歴確認にも役立てられています。

行方調査(人探し)

いわゆる人探しです。行方がわからなくなった対象の居場所を調べるもので、調査内容として以下が挙げられます。

  • 実地での情報収集:張り込みや聞き込みなどを実施して情報を収集する
  • インターネット調査:SNSなどの情報から行方を探る
  • 公開情報照会:電話帳や住宅地図、商業登記簿などの情報を総合して行方を探る

主な手段は、張り込みや聞き込み、対象に関係ある居住地や勤務先の訪問など。これらをベースに、必要に応じて一般に公開されている登記簿などの情報から、行方をつかむことも。

また近年ではSNSから得られた情報を総合し、行方を探ることもあります。

行方調査の相場は、調査員が実地で活動するなら、最低でも30万円ほど。一方でインターネットや公開情報による調査のみであれば、10万円以内に収まることもあります。

盗聴器の発見・除去

興信所や探偵事務所では、盗聴器の発見や除去も実施しています。専用の機器を利用して設置場所を探り、反応があれば除去します。

盗聴器が設置されているリスクを想定する人は少ないかもしれません。

しかしそのサイズから仕掛けるのは容易で、たとえば家庭であればテレビやエアコン、天井やコンセントの内部などに設置されている可能性があります。また会社のオフィスに盗聴器が仕掛けられるケースもあります。

盗聴器の発見や除去にかかる相場は、1回あたり7万円から10万円程度。ただし設置が疑われる場所や調査範囲の大小によっては、それ以上の費用がかかることもあります。

アーガスでの料金プラン

なお興信所新宿アーガスでの料金プランは以下のとおりです。

浮気・不倫調査

基本料金5,000円
時間料金(調査員1名×1時間あたりの費用)06:00-09:00:10,000円

09:00-17:00:  8,000円

17:00-23:00: 10,000円

23:00-06:00: 12,000円

諸経費車両:10,000円/1日

その他電車賃や交通費など

備考原則調査員は2名体制から

最低4時間単位の契約

調査内容浮気・不倫が疑われる交際者、配偶者の動向を追跡

法的に証拠とするに十分な写真を撮影

慰謝料請求時に必要な調査報告書の提出

関連:浮気調査事例

その他の調査

調査名費用調査内容一例
信用調査雇用調査:70,000円〜

法人信用調査:10万円〜

対個人の信用調査:15万円〜

結婚調査:25万円〜

取引先の法人の財務状況や取引相手の調査

その法人の代表者の身辺の

調査

調査に基づく法人の将来性の評価

関連:信用調査報告書

所在調査・行方調査・家出調査<調査員実働なし>

70,000円〜

<調査員実働あり>

2週間契約着手金30万円

成功報酬は難易度により変動

消息を絶った対象の調査

聞き取りに基づく情報収集

SNSを活用した情報収集

本人発見時の報告

盗聴器発見調査(盗聴調査)70,000円/1ヶ所専用機材を用いた盗聴器の有無の調査

盗聴器発見時の確実な除去

 

そのほか、資金調査や海外調査、携帯電話番号調査なども実施しています。調査に関しては、以下からご相談ください。

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興信所(探偵事務所)の費用をおさえるためのコツ3選

興信所や探偵事務所を利用すれば、浮気や不倫の証拠や、取引先の個人の素行や債務状態など、通常は入手できない情報を得られます。

一方で興信所や探偵事務所を利用する場合、調査費用がネックになることもあります。少しでも出費をおさえるため、最低限、以下3つのコツは知っておきましょう。

  • 浮気・不倫調査の場合は事実が確認できる日にちの予測を立てる
  • 自力調査などで対象を警戒させないようにする
  • 持っている情報はすべて興信所に提供する

まず浮気や不倫の調査では、事実が確認できる日にちの予測を立てておくのが基本です。また、無理な自力調査などで調査対象の警戒心を煽るのも避けましょう。

そして、できるだけ多くの情報を興信所に提供するのも重要です。それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

浮気・不倫調査の場合は日にちの予測を立てる

浮気・不倫調査の場合は、まず事実が確認できる日にちを予測しましょう。これで費用を相当におさえられます。

浮気や不倫を疑っているなら、「事実があるとすれば何日、何曜日か」ある程度予測可能です。たとえば「金曜日だけは帰宅が遅い」などといったことがあれば、その日が事実の発生日となる可能性は高いはず。

このように、調査の対象となる日付を絞り込みましょう。そうすれば調査にかかる時間や調査員数がおさえられ、結果として費用も安くなります。

うまく行けば、1回の調査で証拠収集、確保できることも。興信所に依頼する前に、手元にある情報で、「浮気や不倫があるとすればいつか」を考えるようにしましょう。

自力調査などで対象を警戒させないようにする

頭の中で予測を立てる程度なら問題ありませんが、自力の調査で対象を警戒させるのは禁物です。これも費用をおさえることにつながります。

たとえば浮気や不倫の可能性があるとしましょう。そこで「遅い日は何をしているか」などと探ったり、iPhoneやパソコンを見たりすると、対象は疑われていることを悟り、警戒するようになります。

そうすると、より巧妙な手口で発覚を防止したり、浮気や不倫の行為自体を控えたりするかもしれません。つまり、調査が長期化したり、証拠が得られなくなったりして、無駄な費用がかかる可能性があります。

興信所や探偵事務所による調査は、できるだけ相手が無警戒な状態を狙って実施するのが鉄則。つい気になることもありますが、自力で調査するのは避けましょう。

持っている情報はすべて興信所に提供する

調査費用をおさえたいなら、持っている情報はすべて興信所に提供しましょう。これだけでもある程度費用をおさえられます。

提供できる情報が多いほど、調査にかかる時間や人員は少なくなります。たとえば行方調査を実施する場合、基本的な個人情報はもちろん、生い立ちや性格、過去の勤め先などの細かい情報も余すことなく伝えましょう。

こうすることで聞き取り調査の対象を絞り込んだり、目撃情報との照合が容易になったりします。そうすると調査が円滑におこなわれ、かかる費用もおさえられるわけです。

依頼時には必要な情報の提出を求められるため、可能な限り揃えておきましょう。

興信所(探偵事務所)選びでサイトに掲載されている料金以外にも重視すべき4つのポイント

興信所や探偵事務所を選ぶ際、多くの人は料金を重要視するでしょう。

もちろん、不当な費用をとられないよう注意するのは大切です。一方で目的を達成するためにも、以下の点もチェックしておきましょう。

  • 追加料金が発生する際に事前承諾を取るか
  • 見積もりの内訳は明確に提示されるか
  • 十分な調査能力があるか
  • 調査報告書の提出時期が明示されるか

それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。

1.追加料金が発生する際に事前承諾を取るか

まず、追加料金が発生する際に、しっかりと事前承諾を取る興信所か確認しておきましょう。

興信所や探偵事務所での調査は、予定よりも難化したり、長期化したりすることがあります。そうすると追加料金が発生するかもしれません。

この際、「これ以上の調査には追加料金が必要だが、かまわないか」と事前承諾を求めない興信所や探偵事務所が存在するのも事実。その場合、思わぬところで高額の追加料金が発生する可能性があります。

予定外の出費を防ぐため、事前承諾を取るかどうか確認しておきましょう。興信所との信頼関係にも関わる大切な部分です。

2.見積もりの内訳は明確に提示されるか

また、見積もりの内訳が明確に提示されるかも重要なポイントです。

調査開始前に見積書が提示されますが、中には目的の達成に不要な調査が盛り込まれる可能性もあります。ごくまれに実態のない名目で費用を計上しているケースも。

不必要、不当な支払いを避けるために、見積書で「何に対して、どの目的で、いくらかかっているか」が明示されているか確認しましょう。不明確な部分や不必要と思われる部分があるなら、契約する前にきちんと説明を求め、疑問を解消しておきましょう。

3.十分な調査能力があるか

興信所や探偵事務所に十分な調査能力があるのか、きちんと確認しましょう。そのための手段として以下3つが考えられます。

  • 調査実績や使用する機材を確認する
  • どのようにして調査するのか、明確な説明を求める
  • SNSなどでの口コミや評判に目を通す

まず、公式サイトで公開されている調査実績にはきちんと目を通しておきましょう。ここで十分な実績が確認できればかなり安心できます。また調査に使用する機材がどの程度充実しているかも確認しましょう。

そしてどのように調査を実施するのか、明確な説明を求めてみましょう。曖昧にごまかさず、きちんと順序立てて解説できるのであれば、十分な調査能力がある可能性が高いでしょう。

またSNSなどで、極端に批判的な口コミや評判がないかもチェックしましょう。

調査能力が不十分だった場合、調査が長引き、余計な費用が発生するかもしれません。上記のポイントを総合して、信用に足る能力があるかどうか、できる限り分析しましょう。

4.調査報告書の提出時期が明示されるか

調査後に慰謝料請求などを巡る裁判が想定される場合、調査報告書の提出時期が明示されるかどうかも重要です。報告書が裁判時の自身の主張を裏付ける証拠として極めて高い効力を有するからです。

たとえば浮気や不倫をめぐる裁判で、原告本人の主観的な主張はあまり意味を成しません。しかし第三者である興信所や探偵事務所が客観的に作成した調査報告書は、判決を決定づける強力な証拠となります。つまり、慰謝料請求を通す上でたいへん役立ちます。

そのため報告書の提出がいかに重要であるか理解しており、提出時期を明示できる興信所や探偵事務所を利用するのがおすすめです。

まとめ

本記事では、興信所の費用や調査内容に関して解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 興信所や探偵事務所の調査費用には「時間単価型」や「基本料金型」などがある
  • 「パック型」や「基本料金型+調査費用型」などを採用している場合も
  • それぞれを比較して、もっともコスパが高いものを選ぶのが重要
  • 興信所や探偵事務所では、浮気・不倫調査や信用調査をはじめ、行方調査や盗聴器の発見除去も実施可能
  • 調査費用は決して安価ではないので、費用をおさえる意識が重要
  • たとえば浮気や不倫調査の場合、その事実が確認できそうな日にちを予測するなどの方法が考えられる
  • 追加料金の事前承諾の有無や見積もりの内訳もきちんと確認しておきたい
  • 一方で料金のみならず、調査能力や調査報告書の提出時期を確認するのも重要

興信所や探偵事務所は費用相場や事例が広く知られていないのが事実。

しかし調査費用は決して安いものではありません。料金プランの仕組みをきちんと理解し、余計な費用が発生しないように工夫しましょう。

興信所新宿アーガスでは着手前に明確なお見積りをお出ししております。お問い合わせはこちらからお待ちしております。